ステップ2 チームのミッション(存在意義)をつくる

2014年6月4日 執筆: 赤木 浩二  テーマ:

「そもそも私たちのチーム(組織)がなくなったら何が困りますか?」

という質問をよくミーティングでします。

そうすると「は?そりゃ、給料が出なくなるから生活に困るじゃないですか!」

確かにそうです。たちまち、毎月の生活費やローンの支払いなどに影響が出てしまいます。これは社員からみた視点です。

では、お客さんや社会からみるとどうでしょうか。

「お宅の商品が納入されなくなったらうちの工場ラインに支障をきたす」とか「あなたの会社がなくなったらこの街がさみしくなる」とかいろいろありますね。

 

他のチーム(組織)がある中でなぜ、お客さんや社会の方々はあなたのチーム(組織)を選んでいるのでしょう?

 

これがチームのミッション(存在意義)です。

ある会社のミーティングの中で

「別にウチの商品なんか、どこにでもあるし変わらないよ。もしなくなっても困る人はいないんじゃないの?」

という意見がありました。

「ということはウチは存在意義はないのか!?」となりますが、その会社は創業20年を超え、厳しい時期はあったとはいえ、堅実な業績をあげられています。

もし存在意義がなければ、とっくの昔になくなっているはずですね。

結局、「どこでも一緒じゃないの!?」という意見を投げかけた方のお陰で議論が白熱した結果、本質的なミッションにたどり着くことができました。

では、チームのミッションの作り方をご紹介します。

以下の内容を書いたレジュメとポストイットを準備します。

①私たちのお客様は誰か

②私たちが提供している商品・サービスとは

③私たちが商品・サービスを通じて伝えたい真の目的とは何か

④お客様からどんな言葉で喜んでもらいたいか。 そしてグループに分かれてまずは個人でポストイットに書いて頂き順番に発表し、最後にまとめます。

このワークはいろんな会社で行っていますが、「入社して初めて仕事の意義について考えた」「僕の仕事って社会的に意義のあることなんですね。」などいろんな発見があるようです。

是非、実践してみて下さい。

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