よくある質問FAQ

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クレドミーティングに関するQ&A

Q. 参加したメンバーから本当に意見がでるのでしょうか。
A.
意見はたくさん出ます。「さあ、自由に何でも話し合って下さい。」では難しいですが、クレドミーティングではファシリテーターが参加者に「たくさんの質問」をし、考えた答えをまずは「紙に書いて」から発表し、その後、みんなで自由に話し合いをしていきます。話し合いが充分にできるような一定のルールに基づいて進行するため多くの意見が出てくるのです。よく経営者や経営幹部の方が「ウチの社員はおとなしいからなかなか意見を言わない」とご心配されますが「意見がない」のではなく「意見を言う場がない」もしくは「意見を言える雰囲気ではない」のどちらかです。クレドミーティングではその2つの障害を解除して進行していきますのでご安心下さい。
Q. 経営理念を浸透させるための取り組みを行ったことがあるのですが何が違うのでしょうか。
A.
経営理念はより上位概念になっていますので、尊厳で難しい言葉で表現されることが多いため、行動のイメージが湧きにくいという欠点があります。クレドは経営理念をよりわかりやすく、行動がしやすいように具体的にしたものとお考え頂くとよいと思います。また決定的に違う点は、クレドおよびクレドベーシック(行動基準)は全社員を巻き込んで作成します。それによって当事者意識が生まれ成果につながるのです。
Q. 従業員が100名いるのですが全員参加でやるのでしょうか。
A.
1グループは20~30名程度のミーティングになります。経営層に近い選抜チームがクレド作成を行ってから、20~30名程度のグループでクレドベーシック(行動基準)を作成。その後に代表メンバーを集めてまとめていくという方法があります。選抜チームを作る場合も事前にスタッフを集めてミーティングを実施して頂くようにします。大事なことは、何らかの格好で全社員がクレドもしくはクレドベーシック作成に関わるという事です。
Q. メンバーだけでクレドを作成すると経営課題と一致しないものになりませんか。
A.
その通り、経営課題と離れたところでクレドだけを作成すると「作ったけど使えない」内容になってしまいかねません。そのため2つのアプローチを行います。1つは事前に「課題シート」で「問題点」や「気になること」をメンバーの方に提出頂きます。その上で課題に優先順位をつけ、意志決定者に「重点課題」を選んで頂くように致します。また意志決定者には事前に「クレドに入れて欲しい内容」「現在の課題」をお伺い致します。しかし意志決定者の要望をミーティングの場で皆さんに「これは社長の要望ですから入れましょう。」ではしらけてしまいますから、「経営課題に直結したクレド」になるような「質問リスト」を作成し、メンバーの皆さんに質問しながら考えて頂きます。そのため「経営課題とはずれる」ということはなく、より達成し甲斐のあるチャレンジングなクレドになります。
Q. クレドミーティングは外部のコーディネーターやファシリテーターがいないとできないのでしょうか。
A.
いえ、社内の方がファシリテーター役をやって頂くのはとてもよい事ですし、私たちもクライアント様の社内でクレドミーティングができることを望んでいます。ただ既に「中立的な立場に立つことができ、意見を吸い上げたりまとめたりしていくスキル」をお持ちの方がおられればよいのですが、なかなか現状では始めからいきなりというのは難しいケースが多いです。もしスキルはお持ちでも、社内の上下関係や日常の関係性によって、中立的になるのはハードルが高いのです。「いつものメンバー・いつものやり方」で、「いつもではない高い成果物をあげる」のは厳しいものです。ついては最初は外部のファシリテーターを活用し、継続していく中で社内にもファシリテーションができる人材を育成していくことをお勧めいたします。
Q. 以前もプロジェクトをやったことがあるのですがどうしても「やらされ感」があって続かないのです。クレドは浸透できるでしょうか。
A.
プロジェクトはPDCAを習慣化させるためにも重要な取り組みです。しかしながら日常の忙しい中、日常業務「プラスアルファ」でやらなければいけないことが多く、メンバーとして「必要だが大変」という意識になってしまいがちなのです。従ってどうしても時間が経ってくると「ミーティングはやるけど実行されない」という事が起こりがちです。クレドミーティングはクレドおよび行動基準の作成後、「クレド浸透ミーティング」を月に1~2回設け、 項目の内容に対して日常の事例を交えて振り返っていきます。そして実行できている場合は「なぜ、できているのか」、実行できていない場合は「何が障害になっているのか」を振り返っていきます。これらは全て「日常業務」で実行していけば、確実に「お客様からの反応」などが体験として返ってきます。例えば、ある会社では項目に従ってお客様に接していくと、お褒めの言葉や依頼の内容に変化が出始めていくのです。この変化を体験することで徐々に実感を味わっていく事になります。またミーティング自体の進め方が責任追及や報告会議ではなく※ワールドカフェのスタイルのようなリラックスした雰囲気で雑談も交えて進んでいくので「楽しくまた参加したくなる場」になっていくのです。
Q. クレドづくりは通常1年や2年のプロジェクトチームで作成すると聞いたことがありますがたった2日や3日間で本当にできるのでしょうか。
A.
充分に可能です。いきなり作成するのではなく「質問に答えればクレドのベースが出来上がる」仕組みになっていますので集中できれば3日間あればできますが、「もう少し吟味したい」という事であと1日設ける場合もあります。私たちの考え方はクレドの出来栄えに長い時間をかけるよりも例え、不十分であっても実践して成果を出しながら改善を加えていくことを重視しております。「中小企業にとってはそれほど余裕はない」と考えるからです。

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